正月飾りいつからいつまで?2026年版カレンダー・飾り方・処分方法を完全解説!

行事・イベント

毎年迷う「正月飾りはいつ飾る?いつ外す?」の答えを完全ガイド。関東・関西の違いや鏡開き・どんど焼きの意味、風水で運気を上げる配置まで。2026年の吉日カレンダーも掲載した最新版です。

 

 

正月飾り いつからいつまでがベスト?

 

正月飾りはいつからいつまで?基本的な期間と地域差を徹底解説

お正月を迎える準備の中でも、もっとも象徴的な行事が「正月飾り」です。
門松・しめ縄・鏡餅といった飾りを整えることで、年神さま(としがみさま)をお迎えする神聖な空間が完成します。

年神さまは新しい一年の幸福・豊作・健康を司る神様。
その神様が迷わず訪れるようにするための“目印”が正月飾りなのです。
しかし、現代では「いつから飾る?」「いつ外す?」「地域で違うの?」と迷う人も多いでしょう。

実はこの期間には、古来の風習・地域性・宗教観などが密接に関係しています。
“縁起の良い日”や“松の内”といった節目を意識することで、より丁寧に新年を迎えることができます。
ここでは、伝統的な由来と現代の実践をふまえて、正月飾りの最適な時期・マナー・地域ごとの違いを詳しく解説します。

 

一般的な飾り始め「正月事始め(12月13日)」「大安」どのタイミング?

正月飾りを飾り始めるタイミングは、昔から「正月事始め(しょうがつことはじめ)」と呼ばれる12月13日が伝統的なスタートです。
この日は「煤払い(すすはらい)」を行い、一年の汚れを落として神様を迎える準備を始める日。
神道の考えでは、清めの儀式を終えた後に神聖なものを飾るのが最も理想的とされています。

とはいえ、現代の生活では年末のスケジュールが詰まっており、
12月中旬から飾るのは現実的に難しいという人も多いでしょう。
そこで人気なのが「クリスマス明けの12月26日〜30日」の期間です。

この時期は、家の掃除が終わり、気持ちを整えやすいタイミング。
さらに「大安」と重なる日を選ぶと、より縁起が良いとされています。
2026年で言えば、**12月26日(金・大安)**がまさにベストデーです。

一方で注意すべき日は「12月29日」「12月31日」
29日は“二重苦”を連想し、縁起が悪いとされます。
また31日は“神様を一晩で迎える準備”になってしまうため、“一夜飾り”と呼ばれて不吉とされます。

こうした理由から、最も縁起が良く、現代生活にも合う期間は、
12月26日〜30日まで。
この5日間を目安に飾れば、伝統と現代の両方のバランスが取れた完璧な迎春準備ができます。

 

松の内の終わりは関東1月7日・関西15日・沖縄は?地域別の期間早見表

「いつ外すか」は、“松の内(まつのうち)”という期間を基準にします。
松の内とは、年神さまが家に滞在している期間を意味し、この間は神様が宿っているため、飾りを外してはいけません。

しかし、この松の内の終わりの日は地域によって異なります。
関東では「1月7日」まで、関西では「1月15日」までが一般的。
この違いは江戸時代に幕府が「松の内を1月7日まで」と定めたことから、関東を中心に広がったといわれています。

一方で関西や西日本では、古来の習慣である“15日まで”を今も守る地域が多く、
地域によっては1月14〜15日に「とんど焼き(どんど焼き)」を行うところもあります。

さらに南の地域、特に沖縄では旧暦を重視する風習が根強く、
旧暦の正月(1月下旬〜2月初旬)に合わせて飾るケースもあります。
そのため、1月20日前後まで飾る家庭も存在します。

【地域別・松の内期間早見表】

●関東地方:1月1日〜1月7日

●関西地方:1月1日〜1月15日

●北海道・東北地方:1月7日まで

●九州・沖縄地方:1月15日〜20日頃

地域によって違いがあるものの、共通して言えるのは、
「松が取れる日」=年神さまをお見送りする日ということ。
その日を境に、正月飾りを丁寧に片付けるのが理想的です。

 

二十日正月・小正月以降は飾っていい?延長する場合のマナー

地域によっては、1月15日を「小正月(こしょうがつ)」、1月20日を「二十日正月(はつかしょうがつ)」と呼び、
この日をもって“正月行事の締め”とする場合があります。
特に農村部などでは、二十日正月に「仕事始め」や「納めの行事」を行う地域も多く、
この日までは飾りを残しておくのが自然な流れとなっています。

ただし、松の内を過ぎた後にそのまま飾りを放置しておくのはマナー違反とされることもあります。
年神さまがすでにお帰りになった後は、門松やしめ縄など神聖な飾りは外し、鏡餅だけを残すのが一般的です。

鏡餅は「年神さまが宿った依代(よりしろ)」とされるため、
1月11日の「鏡開き」まで飾り、その後に割って食べることで神様のご利益をいただきます。

鏡開きの際、「切る」ではなく「開く」と言うのは、“縁を切る”という言葉を避けるため。
神様と人との縁をより深める“開運の儀式”とされています。

どうしても飾りを長く置いておきたい場合は、
しめ縄や門松を撤去し、代わりに生花や縁起物を飾ることで、
“季節の移り変わりを大切にする美しい家庭”として見栄えも整います。

 

カレンダー2026年版:いつ飾る・外すか早見カレンダー

以下は、2026年の実際の暦に基づいた「正月飾りスケジュール早見表」です。
大安・仏滅などの六曜にも配慮し、縁起の良い日に焦点を当てています。

【2026年正月飾りスケジュール】

●飾り始め:12月26日(金・大安)〜12月30日(火)

●避けたい日:12月29日(月・先負)/12月31日(水・赤口)

●松の内(関東):1月1日(木・元日)〜1月7日(水)

●松の内(関西):1月1日(木・元日)〜1月15日(木)

●鏡開き:1月11日(日)

どんど焼き・お焚き上げ:1月15日前後(地域行事に合わせる)

この期間を目安に、掃除や買い出しの予定を立てるのがおすすめです。
特に12月26日は大安にあたるため、最初に飾るのに最もふさわしい日。
また12月28日も「末広がりの八」が入っているため、吉日として好まれます。

もし仕事などで忙しい場合は、
12月30日までに飾りを終えることを目標にすると良いでしょう。

カレンダーを見ながら家族で「どの日に飾る?」と相談する時間も、
実はお正月準備の一部。
一緒に掃除をして、飾りを整えるその時間こそが、
家族の絆を深める“迎春の儀式”なのです。

 

まとめ:飾る日を守ることは「心を整える」こと

正月飾りは、単なる年末の習慣ではなく、
新しい一年を迎えるための“心のリセット”です。

12月26日〜30日の間に飾り、松の内(1月7日または15日)で外す。
それだけで、家の空気が変わり、気持ちまで引き締まります。
古来から受け継がれてきた日本の美しい風習を、
自分たちの生活に合わせて無理なく続けていくことが大切です。

2026年も、正月飾りを通して年神さまを丁寧に迎え、
清らかな気持ちで新しい一年をスタートさせましょう。

 

玄関・神棚・仏壇など飾る場所別の正しい飾り方とマナー

 

正月飾りは「どこに、どのように飾るか」によって意味が変わります。
単に“飾る”という行為ではなく、それぞれの場所に神聖な役割と象徴的な意味があるのです。

玄関は年神さまをお迎えする“入り口”、
神棚は神様をお祀りする“中心”、
仏壇はご先祖さまへ感謝を伝える“継承の場”、
そしてリビングは家族の幸福を祈る“日常の中心”。

これらの場所に正しく飾りつけることで、
一年の運気が整い、家庭全体に清らかな「良い気」が満ちるといわれています。

それでは、各場所ごとの正しい飾り方とマナーを詳しく見ていきましょう。

 

玄関の門松・玉飾りで年神さまをお迎えする配置ポイント

お正月飾りの中で最も目立ち、象徴的なのが「門松(かどまつ)」です。
門松はその名の通り、“門(玄関)に立つ松”であり、年神さまが降り立つ際の“依代(よりしろ)”として機能します。
つまり、「この家は年神さまをお迎えする準備が整いました」というサインなのです。

基本の配置は玄関の両脇に一対で飾るのが正式。
松は「永遠の生命力と長寿」、竹は「真っすぐな成長」、梅は「厳冬を耐える希望」を象徴しています。
それぞれが“幸運・健康・繁栄”を意味し、組み合わせることで三位一体の縁起を担う形になります。

【飾り方のポイント】

一戸建ての場合:門または玄関の両脇に一対で配置。外側がやや高くなるようにバランスを整える。

マンションや集合住宅の場合:片側だけでもOK。スペースが狭い場合は卓上ミニ門松や片松を選ぶ。

向き:門松は“外を向けて”立て、年神さまが迷わず降りて来られるように。

風対策:鉢や台座に重りを入れて安定させ、風で倒れないように工夫する。

また、玄関ドアには「玉飾り(たまかざり)」を中央に飾るのが人気です。
玉飾りは丸い形が“円満”を象徴し、年神さまがスムーズに家に入ってこられる“入り口の印”とされます。

近年では、ナチュラルな木製やドライフラワーを組み合わせたおしゃれな玉飾りも登場しており、
シンプルなドアにもよく映えます。
飾る際は、目線より少し上に配置すると、見た目にもバランスが良く、神聖さが際立ちます。

 

神棚と床の間のしめ飾り・破魔矢の飾り方

神棚に飾るしめ縄(しめ飾り)は、**神様のいる空間と人間界を区切る“結界”**を意味します。
そのため、神棚の最上部、扉のすぐ上の位置に水平に飾るのが正式です。

しめ縄には紙垂(しで:ギザギザの白い紙)を下げ、神聖さを表します。
紙垂は「雷」や「稲光」を象徴し、“邪気を払う力”を持つとされます。

【神棚の飾り方の基本】

  • しめ縄は神棚の上部中央に水平に設置。
  • 鏡餅は神棚の中央に置き、左右に榊(さかき)を立てる。
  • お供え物(米・水・塩)を整え、清めの状態に。
  • 破魔矢(はまや)や破魔弓(はまゆみ)は神棚または床の間の高い位置に飾る。

破魔矢は「魔を破る矢」、破魔弓は「悪を退ける弓」として、
厄除けや家内安全の願いを込めて飾ります。
毎年初詣で新しい破魔矢を授かり、古いものは神社に返納(お焚き上げ)するのが正しい作法です。

床の間に飾る場合は、掛け軸や花との調和を意識して、
矢先を上に向け、神様の方向(東または南)を意識するとより縁起が良いとされます。

 

仏壇やリビングに鏡餅を供えるときの種類とサイズ選び

鏡餅は、年神さまの「御霊(みたま)」が宿る場所、つまり“神の依代”とされる最も重要な飾りです。
丸い形には“円満”“調和”“永遠”の意味が込められており、
家族の絆や繁栄を願う心を象徴しています。

鏡餅を供える場所は、神棚・床の間・リビング・仏壇など、家庭の中心となる清らかな場所が理想。
一戸建てでは床の間に、マンションではリビングの飾り棚やダイニングテーブルに置く人が増えています。

【鏡餅の種類と飾り方】

大きな家や神棚用:三段餅(大小中の順に重ねる)

一般家庭や仏壇用:二段餅(上下で「天地」を表す)

ミニタイプ:個包装のプラスチック容器入り(保存性・衛生面に優れる)

餅の上に置く「橙(だいだい)」は、“代々栄える”の語呂から永続を象徴する縁起物です。
その他、串柿(子孫繁栄)・昆布(喜び)・干し栗(勝ち栗)などを添えると、より福を招くとされます。

鏡餅を置く際は、白い半紙または三方(さんぽう:神具の台)を用い、
埃のかからない清浄な場所を選びましょう。
鏡開き(1月11日)の日に、家族でお汁粉や雑煮にして食べることで、
“神様からの力をいただく”という意味が完結します。

 

マンション・集合住宅のドアに飾る場合の注意と目印

近年、マンションや集合住宅に住む人が増え、
「ドアに飾りをつけても大丈夫?」「共用部の扱いは?」と悩む方も多いでしょう。

まず確認すべきは管理規約。
共用廊下やドア外部が「共用部分」に該当する場合、
大型の門松や壁掛け装飾は禁止されていることがあります。

その場合は、ドアの内側または玄関ポーチの内側スペースに飾るのが無難です。
どうしても外側に飾りたい場合は、
・マグネット式
・吸盤タイプ
・軽量リース型
を選ぶと、傷をつけず取り外しも簡単です。

また、風や人通りが多いマンションでは、落下防止が必須です。
軽くても固定が弱いと風で飛ばされ、思わぬトラブルになることもあります。
結束バンドやテープで裏側を補強しておくと安心です。

【おすすめの省スペース飾り】

  • 玉飾り(小型)
  • ドアリース型しめ飾り
  • 卓上ミニ門松
  • 北欧風しめ縄(麻紐+ドライ植物)

さらに、ドア前に玄関マットを新調したり、
小さな観葉植物を添えるだけでも「年神さまが入りやすい明るい空間」になります。
清潔で明るい玄関は、それ自体が最強の“開運スポット”です。

 

まとめ:飾る場所ごとに意味を知ることで、お正月の心が深まる

正月飾りは、単なる「年末のインテリア」ではなく、
神様を迎えるための神聖な準備です。

玄関には「神を迎える目印」、
神棚には「神の結界」、
仏壇には「ご先祖への感謝」、
リビングには「家族の調和」。

それぞれの場所に宿る意味を理解して飾ることで、
年神さまへの敬意が深まり、家全体が穏やかで清らかな空気に包まれます。

現代の暮らしに合わせて小型・おしゃれな飾りを選びつつも、
“心を込めて整える”という本質を忘れないこと。
それが、幸運を呼び込む正月飾りの本当の飾り方です。

 

代表的なお正月飾り一覧と意味:門松・しめ縄・鏡餅ほか

 

お正月飾りには、一つひとつに深い意味と祈りが込められています。
それぞれの飾りは、年神さまを家へ導き、悪霊を遠ざけ、家族の幸福を願う“祈りの象徴”。
ここでは、日本の伝統に根ざした代表的なお正月飾りと、その由来・意味・飾り方を詳しく解説します。

 

門松の由来と縁起:竹・松・梅が象徴する意味

まず最も象徴的なのが「門松(かどまつ)」。
門松は、“年神さまが降りてくる際の依代(よりしろ)”とされる神聖な飾りです。
古くから日本では、神は木々の間に宿ると信じられてきました。
そのため、松や竹、梅など生命力の強い植物を玄関に立て、神を迎える「目印」としたのです。

【門松に使われる3つの植物の意味】

松(まつ):常緑樹であり、冬でも葉を落とさないことから「不老長寿」「永遠の命」を象徴。

竹(たけ):真っすぐに伸びる性質から「成長・繁栄・潔白」を意味。

梅(うめ):厳寒の中でも花を咲かせるため「希望・忍耐・再生」を象徴。

飾り方は、玄関の両側に一対で立てるのが正式ですが、
スペースの関係で片側だけに設置する「片松」も現代では一般的です。

竹の切り口が斜めになった“そぎ型”は「神様が降りやすいように」という意味があり、
また、“寸胴型”は「家内安全」「家庭円満」を願う形とされます。
門松は年末12月26日〜30日までに飾り、松の内が明けたら外してお焚き上げへ。

最近は玄関ポーチや室内にも飾れるミニ門松・卓上門松も人気で、
見た目はモダンでも、意味は昔と変わりません。
“年神さまの道しるべ”として、今も日本中の家庭を見守り続けています。

しめ縄・しめ飾りの種類と飾り方一覧

しめ縄(注連縄・標縄)は、神道における“神聖な空間と俗界を区切る結界”の象徴です。
縄で空間を囲うことで「この先は神様の領域です」というサインを示し、
不浄なものの侵入を防ぐと考えられています。

お正月用のしめ縄には、地域や家の構造によって多様な種類が存在します。

 

【代表的なしめ飾りの種類と特徴】

ごぼう締め:太い縄の両端が細くなる形。全国的に最も一般的。

出雲型しめ縄:太くねじれた立派な形で、神社の鳥居などにも多く見られる。

輪飾り(わかざり):円形にした小型タイプ。玄関ドアや車に飾る家庭が増加中。

玉飾り(たまかざり):中央に橙や紙垂を付けた丸形タイプで、玄関中央に飾ると縁起が良い。

七五三縄(しめなわ):三本撚りの縄を使い、「神・人・自然の調和」を象徴する伝統的な形。

しめ飾りに付けられる飾りにも一つひとつ意味があります。

 

【付属飾りの意味】

紙垂(しで):雷を象徴し、邪気を祓う。

橙(だいだい):「代々繁栄」を意味する縁起物。

裏白(うらじろ):葉の裏が白く「清らかな心」「長寿」を象徴。

昆布(こぶ):「喜ぶ」の語呂から祝いの象徴。

ゆずり葉:「代を譲る」ことから家系の繁栄を願う。

飾る位置は、玄関の上部中央が基本です。
一戸建てなら外側に、マンションなら内側やドアリースとして飾ると良いでしょう。

しめ縄を飾るのは12月26日〜30日、外すのは松の内が明けた1月7日または15日。
外したあとは神社の「どんど焼き」や「左義長」でお焚き上げし、感謝を伝えます。

近年は、しめ飾りもおしゃれに進化。
ナチュラル素材や水引アート、ドライフラワーを組み合わせた「和モダン風」や「北欧風しめ縄」も登場し、
伝統とインテリア性を両立させた新しい形が人気です。

 

鏡餅と供え物の意味:干支や橙・串柿の理由

鏡餅は、「年神さまの魂が宿る依代」として、最も神聖な正月飾りのひとつ。
円形の餅を二段重ねることで、**“過去と未来”“天と地”**を表し、
「心を映す鏡」「永遠の調和」の象徴とされています。

上に乗せる橙(だいだい)は、“代々家が続くように”という意味を持ち、
さらに串柿・昆布・裏白・紙垂などを添えることで、幸福のバランスを整えます。

【鏡餅の飾り方の基本】

置き場所:神棚・床の間・リビング・仏壇など、清らかな場所。

飾る日:12月28日が最良。29日(二重苦)と31日(一夜飾り)は避ける。

下に敷くもの:半紙または三方(さんぽう)を使用。

向き:南向きまたは東向きに配置すると吉。

鏡餅には、家の大きさや場所によってサイズもさまざま。
大きな家では「三段鏡餅」、一般家庭では「二段鏡餅」、
最近では個包装タイプの「モダン鏡餅」や「プラスチック製容器入り」も普及しています。

鏡餅を供える期間は松の内まで。
その後、1月11日の鏡開きでお餅を下げ、雑煮やお汁粉にしていただきます。
この儀式には、“神様の力をいただき、一年の無病息災を願う”意味があります。

昔ながらの木製鏡餅台を使えばより格式が上がりますし、
現代ではガラス製・陶器製の“デザイン鏡餅”も人気。
「飾っても美しい」「使っても実用的」という新時代の正月飾りとして注目されています。

 

破魔弓・羽子板など人気の縁起物

お正月飾りには、門松・しめ縄・鏡餅以外にも“邪気を祓う縁起物”が多数存在します。
代表的なものが「破魔矢(はまや)」「破魔弓(はまゆみ)」「羽子板(はごいた)」です。

【破魔矢・破魔弓】
“破魔”とは「魔を破る」という意味。
神社で授与される破魔矢は、家内安全・厄除けの象徴であり、
玄関や床の間、神棚の近くに飾ると、家に悪い気が入るのを防ぐとされています。
新しい年に新しい矢を迎え、前年のものはお焚き上げで感謝と共に返納するのが作法です。

【羽子板】
女の子の厄除けとして飾られる伝統的な縁起物。
「羽根つき」は、邪気(ムシ)を跳ね返す遊びとしての意味があり、
子どもの健やかな成長と幸運を祈るために贈られます。
デザインも華やかで、近年ではアクリルケース入りや壁掛け型のインテリア羽子板も人気。

これらは、ただの装飾品ではなく、
「家族を守る守護具」としての役割を持っています。
飾る場所は、できるだけ高く清浄な位置に置き、
直射日光を避けることで、長く良い気を保てます。

 

基本のお正月飾りチェックリスト

最後に、飾り忘れを防ぐためのチェックリストをまとめます。
これを年末の大掃除後に確認すれば、準備は完璧です。

✅ 門松(玄関両脇または片側)
✅ しめ飾り(玄関中央・ドアリース)
✅ 神棚のしめ縄・鏡餅・榊
✅ 仏壇の鏡餅・供物
✅ リビングの鏡餅または生花
✅ 破魔矢・破魔弓(床の間または高所)
✅ 羽子板(女の子の厄除け)
✅ どんど焼きへの参加予定メモ
✅ 飾りの保管用収納袋・防湿剤

このチェックを家族で一緒に行えば、
お正月準備が“行事”ではなく“家族の伝統”へと変わります。
小さな飾りでも、心を込めて整えることで、
年神さまが迷わず訪れる「幸福の家」が完成するのです。

 

まとめ:お正月飾りは神さまを迎える“祈りのデザイン”

門松は神様の道しるべ、
しめ縄は神域の結界、
鏡餅は神様の依代。

それぞれの飾りが意味を持ち、ひとつとして無駄なものはありません。
現代では素材やデザインが多様化し、飾り方も自由になりましたが、
“心を清めて、感謝と希望をもって新年を迎える”という本質は変わりません。

あなたの家に合った飾り方で、
伝統と現代の美しさを融合させながら、
年神さまを笑顔でお迎えしましょう。

 

おしゃれに飾るコツとインテリア実例|マンション・ドアにも

 

近年は「伝統」と「デザイン」を融合させたおしゃれな正月飾りが注目を集めています。
昔ながらの厳かな印象を保ちながらも、現代のライフスタイルや住空間に合わせたインテリア性の高い飾り方が人気です。
ここでは、素材・色・配置の工夫で“映える”飾り方や、実際のコーディネート実例を紹介します。

 

おしゃれな正月飾りを選ぶコツと人気ブランド

おしゃれな飾りに仕上げるコツは、**「統一感」「自然素材」「色の抑え方」**の3つです。

まず大切なのは、家のトーンに合わせること。
たとえば、白壁やナチュラルウッドの多い北欧系の家なら「麻・藁・和紙」など自然素材の飾りがよく合います。
一方、モダンなインテリアなら、黒や金をアクセントにした“シンプルモダンな正月飾り”が空間を引き締めます。

【選び方のポイント】

素材:藁・麻・紙・木・ドライ植物など天然素材を選ぶと高級感が出る。

色味:白・金・朱・緑を基調に、1〜2色でまとめると統一感アップ。

サイズ:大きい飾りは玄関、コンパクトタイプは室内・デスク周りに。

 

【人気ブランド・ショップ例】

無印良品:自然素材とシンプルデザインが特徴。ドアリース型や藁飾りが人気。

Francfranc:華やかな花飾りや金箔デザインのモダンしめ縄がトレンド。

中川政七商店:奈良の老舗ブランド。伝統工芸×現代デザインの融合。

KEYUCA(ケユカ):マンション玄関にも合うミニマル飾り。

Creema・minne(ハンドメイド通販):個人作家による一点ものの手作りリースが豊富。

特に近年は、“しめ縄リース”がSNSで大人気。
藁や水引にドライフラワー・稲穂・南天・松ぼっくりを組み合わせ、
ナチュラルモダンに仕上げたデザインがInstagramでも多数シェアされています。

 

北欧風・和モダンなどインテリア別コーディネート実例

正月飾りは、部屋のテイストに合わせてコーディネートするとより洗練された印象になります。
インテリアと調和させることで、ただの季節飾りではなく“空間を彩るアート”として楽しめます。

【北欧風インテリア】
白・ベージュ・ライトグレーなど淡色の空間には、
リース型のしめ縄+ユーカリ・パンパスグラスなどのドライグリーンが相性抜群。
ゴールドの水引やホワイトの水引でアクセントを加えると、冬の柔らかさと上品さが両立します。
無印良品やIKEAの木製インテリアとも調和しやすく、ナチュラルで温かみのある印象に。

【和モダンスタイル】
畳や障子など和の要素が残る空間では、黒・金・赤を取り入れた「和モダン飾り」がおすすめ。
竹細工や陶器ベースにしめ縄を合わせ、紅白の水引を流れるように垂らすと、格式高い印象になります。
床の間や玄関の壁面に飾るだけで、旅館のような上質な正月空間を演出できます。

【ナチュラルスタイル】
木の家具やグリーンが多い部屋では、素朴な藁と松・稲穂を束ねた飾りがしっくり馴染みます。
花器に南天や千両を飾り、照明の下に鏡餅を置けば、自然の温もりを感じる迎春インテリアに。

【マンション・都市型インテリア】
スペースが限られる場合は、壁掛け式やマグネット式のしめ縄を玄関内側に。
白基調の空間には、くすみカラー(グレージュ・ダスティピンク・アイボリー)を基調にした
“都会的ミニマル正月飾り”が人気。
一見シンプルでも、素材にこだわることで「上質感」を表現できます。

 

毎年使い回しする場合の清浄方法と結界を保つルール

デザイン性の高い飾りや高価なインテリア用しめ縄は、毎年使い回したいという声も増えています。
しかし、正月飾りは“神様を迎えた神聖な道具”であり、扱いには慎重さが求められます。

【再利用の前に行うべき清め方】

  • 飾りを外したら、乾いた布で埃を優しく拭き取る。
  • 白い紙の上に置き、左→右→中央の順で塩をふり清める。
  • 直射日光を避けた風通しの良い場所で半日ほど陰干しする。
  • 紙垂(しで)や水引・花飾りなどは新しいものに交換。

この工程を行うことで、飾りに残った「旧年の気」を祓い、新年の神様を迎えられる“新たな依代”になります。

また、神道的な考えでは「同じ飾りを何度も使う=結界の力が薄れる」とされるため、
3年程度で新調するのが理想です。
特に破損・色あせ・ほつれがある場合は“神様が宿りにくい”状態とされるため、感謝して処分しましょう。

保管する際は、白い紙または不織布で包み、湿気の少ない場所へ。
防虫剤や芳香剤は避け、できれば“高い位置”に収納するのがベストです。

 

手作りレシピ:水引・植物を使った簡単しめ縄アレンジ

ハンドメイドで作るしめ縄は、神様を“自分の手で迎える”という特別な意味を持ちます。
手作りだからこそ、家族の個性や思いを込められるのが魅力です。

【用意する材料】

  • 稲わらまたは麻紐(ナチュラル素材)
  • 水引(紅白または金銀)
  • ドライフラワー(南天、松ぼっくり、稲穂など)
  • 麻紐またはリボン
  • はさみ・グルーガン

【作り方】

  1. わらを束ねて輪を作り、麻紐で結んで固定。
  2. 水引を好みの形(結び・輪・流線)に整えて中心に配置。
  3. 南天や松ぼっくりなど縁起の良い植物をグルーガンで固定。
  4. 最後に金銀のリボンを結び、ドアフックやマグネットで飾れるように仕上げる。

【手作りのポイント】

  • 紅(魔除け)×白(清浄)×金(繁栄)の3色バランスが理想。
  • 長く飾るならドライ素材、短期間なら生花素材が映える。
  • 家族で作ると、行事としての楽しさと学びが生まれる。

最近では100円ショップや手芸店でも材料が手に入り、
「世界に一つだけのしめ縄リース」を気軽に楽しめるようになっています。
作る過程そのものが“心の清め”となり、
完成した飾りには自然と温かいエネルギーが宿るのです。

 

まとめ:伝統とモダンが融合する“今どきの正月飾り”

現代の正月飾りは、ただの風習ではなく、
「美しい暮らし」と「心の祈り」を結ぶデザイン文化として進化しています。

北欧風・和モダン・ナチュラル・シンプルなど、
どんなインテリアにも合うデザインが選べる時代。
しかし根底にあるのは、「年神さまを迎えるための清らかな心」。

たとえ小さなリースひとつでも、そこに“感謝と願い”を込めて飾ることが、
本当の意味での「おしゃれな正月飾り」です。

2026年は、“自分らしい迎春スタイル”で
伝統とセンスが調和する、心温まる新年を迎えましょう。

 

準備から片付けまでのスケジュール:煤払い・大掃除・松の内・鏡開き

 

お正月飾りを美しく整えるには、「いつ飾るか」と同じくらい「どのように準備し、どう片付けるか」が大切です。
年神さまを迎える行事は、古くから**“年越しの神事”**として位置づけられ、
家を清め、心を整え、感謝をもって新年を迎える一連の流れが重視されてきました。

この章では、年末の煤払い(すすはらい)から鏡開き・どんど焼きまで、
伝統と現代の生活スタイルを融合したお正月スケジュールを、時系列で詳しく解説します。

 

煤払い・大掃除で清浄に整える準備ステップ

お正月準備の第一歩は「煤払い(すすはらい)」です。
煤払いとは、年神さまを迎える前に家の汚れや厄を払い、清める行事のこと。
もともとは12月13日に行われる「正月事始め」に合わせて行われていました。

昔の日本では、囲炉裏や行灯の煤で家が黒く汚れていたため、
この日に家中の天井や梁を掃除し、文字通り“煤を払う”ことで清浄な空間を整えたのです。
現代でも、年末の大掃除をこの行事になぞらえて行うとよいでしょう。

【煤払い・大掃除の理想的な流れ】

・日程:12月13日〜25日頃に実施(吉日や天気の良い日がおすすめ)

・掃除の順序:神棚・仏壇 → 天井 → 壁 → 床 → 窓 → 玄関の順に上から下へ

・心の整え方:掃除前に「これまで守ってくれた家への感謝」を込める

・おすすめの掃除道具:竹ぼうき、和紙のぞうきん、天然素材の洗剤(重曹や酢)

特に神棚や仏壇の掃除は、神聖な場所であるため丁寧に行うのがマナーです。
榊(さかき)を新しくし、神棚のしめ縄を取り替える際は、手を清めてから行いましょう。

煤払いを終えた家は「新しい年神さまを迎えられる清らかな家」となり、
ここで初めて正月飾りを飾る準備が整います。

 

飾り付け当日のチェックリストと家族でお祝いする方法

大掃除が終わったら、次はいよいよ飾り付け。
飾る日は「12月26日〜30日」が理想で、特に縁起の良い大安日に行う家庭が多いです。

飾り付け当日は、慌ただしい年末の中でも「家族で行う小さな儀式」として大切にしたい時間。
子どもたちに「これは神さまをお迎えするための飾りだよ」と説明しながら飾ることで、
日本の歳時記文化を自然に伝えることができます。

【飾り付け前の準備チェックリスト】
✅ 掃除が完了している(特に玄関・神棚・リビング)
✅ 飾りのホコリを落とし、必要なら塩で清める
✅ 飾る場所(玄関・神棚・仏壇・リビングなど)を決定
✅ 飾りを飾る順序を決める(門松→しめ飾り→鏡餅)
✅ 家族で年末の予定を共有(帰省・初詣・おせちの準備など)

飾り付けが終わったら、玄関やリビングの飾りの前で軽く手を合わせ、
「どうぞこの家に年神さまがお越しくださいますように」と祈ると良いでしょう。

夜には、温かいお茶やお菓子を囲んで小さな“迎春ミーティング”をするのもおすすめです。
「どんど焼きはどこで行う?」「鏡開きには何を食べよう?」などを話し合うことで、
年神さまを迎える準備が“家族の行事”として根付きます。

 

松の内後の片付け・鏡開き・小正月の流れ

正月が明けてからの片付けは、「松の内(まつのうち)」が終わった後に行います。
松の内とは、年神さまが家に滞在している期間を指し、この間は飾りを外してはいけません。

【松の内の期間】

関東:1月1日〜1月7日

関西:1月1日〜1月15日

北海道・東北:1月7日が一般的

九州・沖縄:地域により1月15〜20日頃まで

松の内が明けると、年神さまは天に帰るとされ、その後に「鏡開き」や「どんど焼き」を行います。

【鏡開き】

日程:1月11日(全国共通。ただし関西では1月15日とする地域もあり)

意味:神さまへのお供えだった鏡餅をお下がりとしていただく行事。

食べ方:木槌などで割り、ぜんざい・お汁粉・雑煮として食べる。

※「包丁で切る」のは“縁を切る”に通じるためNG。必ず“割る”か“砕く”のが正式です。

【どんど焼き(左義長)】

日程:1月15日前後(地域の神社・自治体による)

意味:しめ縄・門松・書き初めなどを燃やし、炎で年神さまを天へ送る行事。

ポイント:火にあたると1年間無病息災、焼いたお餅や団子を食べると健康祈願になる。

さらに、1月15日は「小正月」と呼ばれ、家族の健康や豊作を祈る日でもあります。
この日までをもって、すべての正月行事が“一区切り”となるのです。

 

仕事で遅れた人向け!時期を過ぎた場合のリカバリー方法

「忙しくて飾れなかった」「年末出張で気づいたら31日だった」という人も多いでしょう。
そんなときも焦らなくて大丈夫。

まず知っておきたいのは、“一夜飾り(12月31日)”は避けるべきということ。
年神さまに「準備不足の家」と思われると縁起が悪いとされます。
ただし、**1月1日以降でも“遅れて飾る方法”**があります。

【遅れて飾る場合のポイント】

  • 1月2日〜3日までなら「遅飾り」としてOK。
  • 神棚・リビングなど“室内飾り”に限定すると良い。
  • 飾る期間を短くし、松の内が終わる7日または15日に外す。
  • 飾る際には「遅れましたが、年神さまをお迎えいたします」と感謝を伝える。

また、どうしても飾る時間がない人は、「卓上鏡餅」や「しめ飾りリース」など
ミニマルな飾りを取り入れるだけでも十分です。

重要なのは、「神さまを思う気持ち」。
飾りの豪華さや時期よりも、“心を込めて迎える意識”が最も大切なのです。

 

まとめ:準備から片付けまでが“ひとつの祈りの流れ”

正月飾りの本当の意味は、「飾ること」ではなく「清め・祈り・感謝・締めくくり」の一連の流れにあります。

煤払いで家を清め、
しめ飾りで神さまを迎え、
鏡餅で感謝を捧げ、
どんど焼きで送り出す。

この一つひとつがつながり、「良い年を迎える心の循環」を作り出しています。

慌ただしい現代社会でも、
この流れを意識して過ごすことで、
お正月が“ただの休日”ではなく、“神聖な節目”として感じられるでしょう。

2026年の新年は、あなたの家でも
この伝統的スケジュールを丁寧にたどりながら、
「心が整うお正月準備」を実践してみてください。
年神さまは、そんな清らかな家に必ず微笑んで降り立ちます。

 

正月飾りの処分方法と使い回しはOK?神社・どんど焼き・ゴミ分別を徹底解説

 

正月が過ぎ、松の内が終わると「正月飾りをどう処分すればいいの?」と迷う方も多いでしょう。
門松やしめ縄、鏡餅などは神聖な“年神さまを迎える依代(よりしろ)”であり、
単なる装飾品ではないため、正しい方法で感謝を込めて処分することが大切です。

ここでは、伝統的な「どんど焼き」から現代的な「家庭ごみ分別」まで、
時代に合った方法を詳しく解説します。

 

神社やどんど焼きでのお焚き上げ手順とマナー

最も正式で縁起の良い処分法は、「どんど焼き(左義長)」です。
どんど焼きとは、正月飾りや書き初めなどを神社や地域の広場で燃やし、
その煙で年神さまを天にお送りする神聖な行事です。

【どんど焼きの基本情報】

日程:1月15日前後(小正月の頃)

場所:神社、寺院、公園、自治会主催の空き地など

持ち込み物:しめ縄、門松、松飾り、書き初めなど(プラスチック素材は不可)

服装・持ち物:汚れてもいい服装・軍手・ビニール袋(灰やゴミ回収用)

【どんど焼きのマナー】

  • 飾りを持参する前に、金属・針金・プラスチック部分を取り除く。
  • 紙垂(しで)や藁部分など自然素材のみを焚き上げる。
  • 神社によっては「初穂料(お焚き上げ料)」を納める場合もある(100〜500円程度)。
  • 神事後に火にあたると厄落としになるとされ、燃やした灰を持ち帰る地域もある。

また、どんど焼きの火で焼いた団子や餅を食べると「無病息災で過ごせる」と言われています。
この行事は、単なる片付けではなく、“一年の感謝と新年の祈りを結ぶ儀式”なのです。

 

ゴミとして処分しても良い?塩で清める基本的な方法

最近では都市部を中心に、「近くにどんど焼きがない」「神社に持ち込めない」という家庭も増えています。
その場合でも、感謝と敬意を込めれば、家庭ごみとしての処分も可能です。

ただし、ただ捨てるのではなく、“清めの儀式”を行ってから手放すのがマナーです。

【自宅での処分手順】

  1. 机や床の上に白い紙か半紙を敷く。
  2. 飾りを置き、軽く埃を落とす。
  3. 清め塩を左・右・中央の順に三回ふる。
  4. 「一年の守護をありがとうございました」と手を合わせる。
  5. 白い紙に包み、燃えるゴミの日に出す。

素材によっては分別が必要です。

【分別のポイント】

藁・紙・木製部分:燃えるゴミ

針金・リボン・プラスチック部分:燃えないゴミ

鏡餅プラスチック容器:自治体の資源プラへ

この方法であれば、どんど焼きがない地域でも神様への敬意を保ちつつ、
エコで清潔に処分できます。

 

毎年同じものを再利用する場合の保管と衛生管理

最近は、環境意識やデザイン性の高まりから、
「高級なしめ飾りを何年も使いたい」「お気に入りのリースを再利用したい」という声も増えています。

ただし、正月飾りは神様を迎えた神聖な品。
再利用する場合は、清めと保管の仕方を正しく行う必要があります。

【再利用前の清め方】

  1. 飾りを外したら、塩をふって清める(左→右→中央の順)。
  2. 陰干しで湿気を飛ばす(直射日光は避ける)。
  3. 神棚や高い場所で一晩置き、感謝の意を込める。

【保管のポイント】

  • 湿気を避けた風通しの良い場所に収納。
  • 白い紙や和紙で包み、ビニール袋は避ける(結露防止)。
  • 防虫剤・芳香剤を入れない。
  • 3年を目安に新調する(神気が薄れるとされるため)。

また、紙垂(しで)や水引などの付属品は毎年新しいものに交換するのが理想です。
再利用することで環境にも優しく、伝統を長く続けることができます。

 

処分を忘れた・雨で濡れたなどトラブルQ&A

お正月後の“あるあるトラブル”を解決するための、実践的なQ&Aも押さえておきましょう。

Q1:処分を忘れて2月になってしまいました。まだ大丈夫?
→ 大丈夫です。
そのまま飾り続けるよりも、感謝を込めて清めてから外せば問題ありません。
遅れた分は、次回に「早めの煤払い・飾り付け」を意識すればOKです。

Q2:雨でしめ飾りが濡れてしまいました。どうすれば?
→ まずは外して、タオルで軽く水分を取り、陰干しで乾かします。
汚れやカビが出た場合は清め塩をふって処分するのが無難です。

Q3:神社に持ち込めなかった場合、郵送でお焚き上げできる?
→ 一部の神社では「郵送お焚き上げ」サービスを実施しています。
インターネットや郵送キットで受け付けており、遠方でも正式に供養が可能です。

Q4:鏡餅を食べずにカビが生えてしまった…
→ カビ部分を削っても食べるのは避け、感謝を込めて清め塩で包み、燃えるゴミで処分します。
次回は個包装タイプや真空パック鏡餅にすると清潔で長持ちします。

Q5:プラスチック製の飾りも神社に持ち込んでいい?
→ 多くの神社では「自然素材のみ」が対象。
プラスチックや金属パーツは事前に外してから持ち込むようにしましょう。

 

まとめ:感謝の心をもって“清らかに終える”ことが本当のマナー

正月飾りの処分は、単なる片付けではなく「年神さまをお送りする神聖な儀式」です。

どんど焼きで炎とともに感謝を伝えるもよし、
自宅で静かに塩をふって手を合わせるもよし。
どの方法を選んでも大切なのは、**“敬う気持ち”**です。

忙しい現代では、すべてを完璧に行うことは難しいかもしれません。
しかし、
「この一年を無事に過ごせました。ありがとうございました」
という一言を添えて飾りを手放すだけで、
年神さまは必ずその心を受け取ってくださいます。

お正月の締めくくりを丁寧に行うことで、
一年の運気は静かに整い、次の年への良い流れが始まります。

 

忘れた場合の対応、毎年同じものはNG?赤ちゃんがいる家庭の注意点

 

お正月を迎える準備をしているうちに、
「気づいたら年末を過ぎていた」「飾りを出し忘れた」「赤ちゃんがいるから飾るのを控えた」――
そんな声も少なくありません。

正月飾りは神聖なものですが、現代のライフスタイルでは“完璧にこなす”よりも“心を込める”ことが大切です。
ここでは、忘れた場合のリカバリー法や、再利用の可否、赤ちゃん・ペットがいる家庭での安全な飾り方、
そして贈り物としてのマナーまで、詳しく解説します。

 

正月飾りを忘れた場合は?途中からでも飾れる目印とルール

「年末が忙しくて、飾れなかった!」という人もご安心を。
お正月飾りは、“飾る時期が過ぎたらダメ”というものではなく、
**「年神さまへの感謝を表す心」**が最も大切です。

もし31日に気づいた場合は、“一夜飾り”と呼ばれるため避けるのが基本。
この日は急ごしらえの飾りとなり、「年神さまへの準備不足」とされてきました。

しかし、年を越してからでも、次のような形で“遅飾り”として対応できます。

【遅れて飾る場合の正しい方法】

飾る日程:1月2日〜3日までに。

飾る場所:玄関内・神棚・リビングなどの屋内。

飾る期間:松の内(1月7日または15日)まで。

飾るときの祈り:「遅れましたが、今年もよろしくお願いします」と一礼。

また、飾りをしなかった年も“年神さまが訪れない”ということではありません。
家族が健康で仲良く過ごすことで、それ自体が神さまへの最大の供養になるとされています。

時間や環境の制約があっても、
「玄関に花を飾る」「食卓に鏡餅を置く」「白い紙を敷いて感謝を捧げる」など、
小さな形で年神さまを迎える工夫をするだけで、十分に意味があります。

 

赤ちゃん・ペットがいる家庭の安全対策と健康祈願

赤ちゃんやペットがいる家庭では、飾りの素材や設置場所にも注意が必要です。
特に正月飾りには「竹」「藁」「紙」「植物」など自然素材が多く、誤飲やアレルギーの原因になることもあります。

【安全に飾るためのポイント】

  • 高い位置に飾る(赤ちゃんやペットの手の届かない場所)
  • 吊り下げ式や壁掛け式のリースタイプを選ぶ
  • 藁や竹の繊維が落ちないよう、固定をしっかりする
  • 鏡餅は本物よりも「プラスチック容器入り」「紙製ダミー」タイプが安全
  • 火気(ろうそく・ヒーター)や水回りの近くは避ける

また、赤ちゃんが初めて迎えるお正月は“初正月”と呼ばれ、
日本では古くから「破魔弓」や「羽子板」を贈る風習があります。

男の子には「破魔弓」:魔除け・健康祈願

女の子には「羽子板」:邪気を跳ね返す守りの象徴

これらはただの装飾ではなく、「子の健やかな成長を願う御守り」。
安全な場所に飾ることで、伝統と愛情の両方を子どもに伝えることができます。

 

関連行事:初詣・年賀状・おせち料理との関係

お正月飾りは、他の年始行事とも深く結びついています。
それぞれが神さまへの感謝や願いを形にした“迎春の儀式”です。

【初詣】
お正月飾りを整えた家を出て神社に参拝することは、“年神さまへのお礼参り”の意味を持ちます。
お賽銭を納め、「今年も無事に迎えられました」と報告することで、家と神社の両方で神聖な循環が生まれます。

【年賀状】
もともとは“年神さまに代わり、遠くの人に挨拶を届ける行事”。
門松やしめ飾りを飾った家から出す年賀状には、「新年を祝う清められた家からの便り」という意味があります。

【おせち料理】
正月飾りが神さまを迎える「入口の儀式」なら、
おせちは「もてなしの儀式」。
重箱には“福を重ねる”という願いが込められており、
正月飾りと一緒におせちを用意することで、家全体が“神を迎える空間”へと整います。

 

ギフト用正月飾りを贈るときのマナーと人気商品

最近では、「お世話になった人に縁起の良い正月飾りを贈りたい」という人も増えています。
ただし、正月飾りは宗教的意味合いを持つため、贈るタイミングと表現に注意が必要です。

【贈る時期】

12月20日〜25日頃がベスト。

遅くても12月28日までに届くように手配する。

29日(二重苦)・31日(一夜飾り)は避ける。

【贈る際のメッセージ例】
「新しい年が実り多いものとなりますように」
「幸運と健康をお祈り申し上げます」
など、宗教色を控えた文面が好まれます。

【人気ギフトアイテム例】

和モダンデザインのしめ縄リース(小ぶりで玄関に飾りやすい)

ガラス製ミニ鏡餅(インテリアにもなる)

木製門松オブジェ(省スペースでも華やか)

オーダー水引アート(名入れ・干支モチーフ入り)

特に近年は、オンラインショップ(Creema・minne・中川政七商店・無印良品)などで購入できる
“デザイン性×縁起”の両立したギフト飾りが人気です。
贈る側も受け取る側も、季節の節目を温かく共有できる贈り物になります。

 

まとめ:形式よりも「心の迎春」を大切に

正月飾りは、見た目の豪華さや完璧さよりも、
“新しい年を感謝の気持ちで迎える”という本質が何より重要です。

忙しくて飾れなくても、遅れても、形を変えても構いません。
小さな鏡餅ひとつでも、手作りのリースでも、
そこに「ありがとう」と「今年もよろしく」の気持ちを込めることで、
年神さまはきっと微笑みながら家を見守ってくださいます。

また、赤ちゃんやペットがいる家庭では、
安全で優しい素材を選び、安心して迎えられる環境を整えることが何よりの“おもてなし”。
それもまた、新しい時代の“正月の祈り”の形です。

2026年の正月は、形式に縛られず、
**「自分らしい迎春スタイル」**で、
家族の笑顔と共に年神さまをお迎えしましょう。
その心があれば、どんな飾りも、最高の縁起物になります。

 

正月飾りに関するその他の耳寄りな情報

 

正月飾りの由来と歴史|いつから始まった日本の風習?

正月飾りの起源は、古代日本の「歳神(としがみ)信仰」にあります。
歳神さまは一年の豊穣や幸福をもたらす神であり、各家庭に訪れると信じられてきました。
その神様をお迎えするために、家を清め、目印として飾りを設けたのが正月飾りの始まりです。

平安時代には、門松やしめ縄などの“依代(よりしろ)”が宮中行事に取り入れられ、
やがて庶民にも広がりました。江戸時代には「松の内」「鏡開き」などの慣習が定着し、
現代まで受け継がれています。

地域によっては、京都では古式ゆかしい「しめ縄神事」、
沖縄では旧暦に合わせた「ソーグヮチ(旧正月)」など、独自の形で残っています。
つまり、正月飾りは単なる装飾ではなく、日本人の“感謝と祈り”を形にした伝統文化なのです。

 

2026年注目!最新トレンド正月飾りと人気デザインランキング

近年のトレンドは「おしゃれ × 伝統」。
インテリア性の高い“和モダンデザイン”や“北欧風ナチュラル飾り”が人気を集めています。

【2026年注目トレンド】
・干支モチーフ(午年)デザイン:馬を象徴する軽やかで勢いある飾り。
・北欧ナチュラル系:麻紐・稲わら・ドライフラワーで自然な印象。
・ミニマルモダン系:白・金・グレーを基調としたスタイリッシュな輪飾り。
・縁起カラー系:紅白×金を中心にした華やかで明るい雰囲気。

人気ブランドでは、無印良品の「天然素材シリーズ」、
Francfrancの「ドアリース風しめ飾り」、
中川政七商店の「伝統工芸シリーズ」などが特に好評です。

また、InstagramやPinterestでは“#正月飾り2026”が急上昇中。
写真映えを意識したシンプルデザインは、若い世代にも支持されています。

 

風水でみる正月飾りの方角と配置|運気アップの飾り方

風水の観点から見ると、正月飾りは“良い気”を家に取り込む重要な要素です。
方角を意識することで、金運・健康運・家庭運を高める効果があるとされています。

【方角別のおすすめ配置】
・東向き:太陽の昇る方向。発展運・仕事運が上がる。
・南向き:人気運・名誉運アップ。門松や玉飾りに最適。
・西向き:金運・対人運アップ。リビングの鏡餅をこの方角に。
・北向き:健康運・家族運を守る。神棚飾りに向いています。

NGとされるのは、トイレや玄関内側への設置、埃の溜まりやすい場所など。
また、古くなった飾りをそのまま使うのは“気が滞る”原因になるため、
清めを行ってから再利用するのが理想です。

 

エコな正月飾りのすすめ|再利用・自然素材・サステナブルな迎春

環境意識が高まる中、エコ志向の正月飾りが注目を集めています。
「使い捨てない」「自然に還る」ことを意識した飾りがトレンドです。

おすすめは、竹や稲わら・和紙・木製パーツなど、再生可能な天然素材を使った飾り。
また、ドライフラワーやプリザーブド植物を組み合わせることで、
翌年もそのまま再利用できる“サステナブル飾り”になります。

近年では、「脱プラスチック門松」「再利用可能しめ縄」なども登場し、
無印良品やLOFTなどで人気です。

飾りを選ぶ際は、“長く使えるもの”を意識すると地球にも優しく、
家計にもやさしいお正月を迎えられます。

 

地域で違う正月飾り文化|関東・関西・沖縄の伝統行事比較

日本各地では、正月飾りの期間や意味に違いがあります。
それは気候や歴史、信仰の違いによるものです。

【地域別の特徴】
・関東:松の内は1月7日まで。しめ飾りは門外に。シンプルで機能的な飾り方が多い。
・関西:松の内は1月15日まで。豪華な門松や床の間飾りが主流。
・東北・北陸:雪が多いため、屋内飾り中心。ミニ門松や鏡餅をリビングに飾る。
・沖縄・奄美:旧暦正月に合わせて飾る風習あり。ソテツや南国植物を使った独自の飾りが特徴。

同じ日本でも、地域ごとに「年神さまを迎える形」が少しずつ異なります。
旅行や帰省先で違う飾り方を見つけたら、それも立派な文化体験です。

 

子どもと作る正月飾り|家庭で伝える日本の行事教育

正月飾りは“子どもに伝える日本文化”としても大切な学びの場です。
「なぜ飾るの?」「どういう意味があるの?」を一緒に話しながら作ると、
子どもたちが自然と伝統に興味を持ちます。

家庭でできる簡単な工作としては、
紙皿リースに紅白リボンを貼った“しめ飾り風リース”や、
紙コップに竹・松を挿して作る“ミニ門松”などがおすすめです。

保育園や小学校でも工作行事として人気があり、
親子で「新年を迎える準備」を体験することが家庭教育にもつながります。
正月飾りを通して、“感謝と願いを形にする心”を伝えていきましょう。

 

意外と知らない!正月飾りのNGマナーと避けるべき行動

縁起物だからこそ、避けたいNG行動もあります。
知らずに行うと“逆効果”になることもあるため注意が必要です。

【よくあるNG例】
・12月29日(二重苦)や31日(一夜飾り)に飾る
・玄関の内側にしめ縄を貼る(外に飾るのが正解)
・使い古しを清めず再利用する
・お焚き上げを怠る
・神棚と仏壇の飾りを逆に置く

また、飾りを“おしゃれインテリア”としてだけ扱うのもNG。
あくまで「神様を迎える心」が本質であることを忘れずに飾りましょう。
正しいマナーを守ることで、運気も気持ちもすがすがしく整います。

 

正月飾りと一緒に飾りたい花・迎春小物アイデア

飾りに季節の花や小物を添えることで、
一気に華やかさと“お正月らしさ”が増します。

【縁起花のおすすめ】
・松:不老長寿の象徴。門松に欠かせない。
・竹:真っすぐ伸びる成長運。
・梅:希望と再生の象徴。
・南天:「難を転ずる」縁起木。
・葉牡丹:祝い事の象徴として人気。

【迎春小物アイデア】
・干支オブジェ(2026年は午)
・紅白だるま・金の扇飾り
・ミニ鏡餅ライトやLED付き門松

リビングや玄関の飾り棚に小物をプラスするだけで、
写真映えするインテリアに早変わりします。

 

正月飾りと開運|年神さまを招くスピリチュアルな意味

正月飾りには、目に見えない“エネルギー”を呼び込む力があると信じられています。
それは、神道の「清め」と「迎え」の思想に基づくもの。

しめ縄は悪霊を寄せ付けない結界、
門松は年神さまの降臨を導く依代、
鏡餅は神の魂を宿す器。

つまり、正月飾りを整えることは、
“良い運気の入り口を作る”という意味を持ちます。

2026年のラッキーカラーは「金」と「青」。
金色の水引や青いリボンを飾りに取り入れると、
金運・発展運が高まるといわれています。

 

準備・飾り・片付けの完全チェックリスト

最後に、正月飾りを準備から片付けまで完璧に行うためのチェックリストをまとめます。

✅ 12月13日(正月事始め):煤払い・掃除開始
✅ 12月20日〜25日:飾り購入・家の清掃
✅ 12月26日〜30日:飾り付け(大安を選ぶと◎)
✅ 1月1日〜7日/15日:松の内期間
✅ 1月11日:鏡開き(餅をいただく)
✅ 1月15日前後:どんど焼き(お焚き上げ)
✅ 保管時:清め・乾燥・高い位置に収納

この流れを守るだけで、年神さまをきちんと迎え、
一年の幸運を取り入れる準備が整います。

 

口コミ・体験談集|みんなの正月飾りストーリー

 

●家族で飾る楽しさを再発見!子どもとの会話が増えました(30代女性・埼玉県)

クリスマスの飾りを片付けた翌日に、娘と一緒に正月飾りを出しました。
「この飾りって何のためにあるの?」と聞かれ、
“年神さまを迎える目印だよ”と話すと、目をキラキラさせて手伝ってくれました。
100円ショップで買った輪飾りにリボンを足してアレンジしたら、
とても可愛く仕上がって大満足。
今では「お正月の準備=家族イベント」になっています。

 

●マンションでも気軽に飾れる小さなしめ縄が便利(40代男性・東京都)

以前は「正月飾り=一軒家のもの」というイメージがあって、
マンション住まいの自分には縁がないと思っていました。
でも、マグネットで貼れる小型のしめ縄を玄関ドアに付けたら印象が一変。
帰宅した時に目に入るだけで気持ちが引き締まります。
管理規約にも触れず、スマートに飾れるのでおすすめです。

 

●祖母の教えで学んだ“飾る意味”の深さ(50代女性・京都府)

毎年祖母と一緒に門松を飾っていました。
祖母は「年神さまがこの松を見て来てくださるんや」とよく言っていました。
若いころはただの習慣だと思っていましたが、
自分が家庭を持ってからその言葉の重みがわかりました。
最近は通販で買える小型門松を玄関の両脇に置いていますが、
祖母の教えを受け継ぐ大切な行事になっています。

 

●おしゃれ重視派!北欧風しめ飾りでSNS映え(20代女性・神奈川県)

Instagramで見た北欧風のリース型しめ縄に一目惚れ。
無印良品のナチュラル素材と、Francfrancの白い花飾りを組み合わせてDIYしました。
紅白や金色の派手さが苦手な私でも部屋に馴染んで、
写真を撮るたびに“映えるお正月”を楽しんでいます。
友人から「これどこで買ったの?」と聞かれるのがちょっと誇らしいです。

 

●初めての正月事始め、煤払いで気持ちがリセット(60代男性・大阪府)

退職して時間ができたので、12月13日の「正月事始め」に挑戦しました。
神棚や床の間を掃除し、すす払いをしてからしめ縄を飾ると、
まるで家の空気が変わったような清々しさ。
忙しかった現役時代には味わえなかった“静かな充実感”がありました。
以来、「心のリセット日」として毎年続けています。

 

●ペットと過ごすお正月、しめ飾りを高い位置に工夫(30代女性・福岡県)

猫を飼っているので、以前は飾りの葉っぱをかじられて困っていました。
今は壁掛け型のミニリースに変えて、
ペットが届かない高い位置に飾るようにしています。
安全面にも配慮しつつ、ちゃんと年神さまを迎えられるのがうれしいです。
最近はペット用の鏡餅セットもあるので、一緒に飾って楽しんでいます。

 

●雨で濡れたしめ縄、乾かして再生できました(40代女性・新潟県)

年末に雪が降り、飾ったしめ縄が濡れてしまいました。
一度外して陰干しし、紙垂だけ新しいものに交換。
再び飾ったら全く問題なく使えました。
「雨に濡れたらもうダメ」と思っていたけれど、
正しい手入れをすれば十分再生できると学びました。

 

●エコ素材のしめ縄を選んで環境にもやさしく(20代女性・兵庫県)

近所の雑貨店で見つけた“再生わら”を使ったしめ縄に惹かれて購入。
見た目はナチュラルでかわいく、
「脱プラスチック」という点でも満足感があります。
お焚き上げにも出せるし、地球にも神様にも優しい感じがして気に入っています。

 

●海外在住でも日本の心を忘れない(30代女性・カナダ在住)

トロントでは日本の正月飾りはなかなか手に入りません。
でも、現地の花屋さんで手に入る松とリボンで“なんちゃって門松”を作っています。
子どもたちに日本の風習を伝えたくて、
毎年「お正月とは何か」を話しながら一緒に飾っています。
離れていても、日本の伝統を感じられる時間が嬉しいです。

 

●風水を意識して南向きに飾ったら気持ちまで明るく(40代女性・愛知県)

今年は風水の記事を読んで、玄関の南向きに門松を設置しました。
朝日が当たる場所なので、光を受けた竹が輝いてとても綺麗。
それだけで気分が上がり、
年明けから仕事運も良くなった気がします。
方角って意外と大事なんですね。

 

●実家の鏡開きは家族が集まる年中行事(50代男性・静岡県)

1月11日の鏡開きの日は、毎年家族全員が集まります。
母が小豆粥を作り、子どもたちが鏡餅を割るのが恒例。
「切るんじゃなくて開くんだよ」と毎回説明しながら、
世代を超えて行事を受け継げるのがうれしいです。
この日が来ると“新しい年が始まった”と実感します。

 

●忘れても大丈夫、途中からでも飾って感謝の気持ちを(30代男性・神奈川県)

仕事が忙しくて年末に飾れず、
1月2日にようやくしめ縄を取り付けました。
「もう遅いかな」と思いましたが、松の内のうちは問題ないと知って安心。
たとえ遅くても、気持ちを込めて飾ることが大事だと実感しました。

 

●どんど焼きでのお焚き上げが感動的でした(40代女性・長野県)

地域の神社で開催された「どんど焼き」に初めて参加。
正月飾りが炎に包まれて舞い上がる光景は本当に神聖でした。
煙を浴びると一年健康でいられると言われて、
家族全員でその煙を体いっぱいに浴びました。
「ありがとう」の気持ちを込めて見送ると、心がすっと軽くなりました。

 

●DIY好きとして、手作りのしめ縄は毎年の楽しみ(40代女性・北海道)

ホームセンターで材料を買い、自分好みに水引や花をアレンジしています。
ナチュラルウッド調のリビングに合わせて作るのがこだわりです。
友人にプレゼントしたら「売ってるみたい!」と喜ばれました。
手作りならではの温かみがあり、
“自分の手で神様を迎える準備をする”という感覚が心地いいです。

 

●伝統を守りながらも現代風に進化している(60代男性・広島県)

昔は門松を自分で竹から切って作っていましたが、
今はプラスチック製や簡易タイプも多く、時代の変化を感じます。
それでも、どんな形でも“年神さまを迎える心”があれば良いと思うようになりました。
息子夫婦の家では北欧風の輪飾りを飾っていて、
新旧が融合するのも日本らしくて良いですね。

 

●年神さまを迎える準備を通じて家族の絆が深まった(30代女性・奈良県)

夫婦で忙しくすれ違いが多かったけれど、
大掃除から飾り付けまで一緒に行うことで、
自然と会話が増えて笑顔が戻りました。
「お正月の準備って面倒」と思っていたけど、
実は“家族の時間を取り戻す儀式”なのかもしれません。

 

●祖母の形見の破魔矢を飾ると安心する(40代女性・千葉県)

祖母が毎年初詣で買っていた破魔矢を譲り受けました。
飾ると不思議と家が落ち着き、
“見守られている”ような気がします。
神社でお焚き上げする前に毎年「ありがとう」と声をかけるのが習慣です。

 

●海外の友人にプレゼントしたら大喜び(20代男性・大阪府)

アメリカ人の友人に「正月飾りって何?」と聞かれ、
ミニ門松と鏡餅を贈りました。
「スピリチュアルで美しい」と感動され、
今では毎年その友人も自宅に飾ってくれています。
日本の文化が世界に広がっているのを感じました。

 

●環境にも心にもやさしい飾りがこれからのスタンダード(30代女性・神奈川県)

以前はスーパーで大量生産の飾りを買っていましたが、
最近は自然素材や地元工房のものを選ぶようにしています。
ちょっと値段は上がるけれど、手仕事の温かみがあり、
見るたびに「丁寧に生きたい」と思わせてくれます。
正月飾りって、“心の余白”を作ってくれるものですね。

 

このように、
人それぞれの暮らしや想いの中に「正月飾り」の形があり、
それはどれも“年神さまを迎える心”に通じています。
豪華でなくても、手作りでも、おしゃれでも、
心を込めて飾ることが最も大切だという共通の声が多く寄せられています。

 

Q&A集|正月飾りの疑問をすべて解決!完全ガイド

 

Q1:正月飾りはいつから飾るのが一番縁起がいいの?

A:最も縁起が良いとされるのは、12月26日〜30日までの間に飾ることです。
特に「大安の日」を選ぶとより良いとされています。
昔からの風習では「12月13日(正月事始め)」から準備を始める地域もありますが、
現代ではクリスマス後が一般的。
避けるべき日は「12月29日(二重苦)」と「12月31日(一夜飾り)」です。
これらの日に飾るのは“縁起が悪い”とされるので注意しましょう。

 

Q2:松の内って何?関東と関西で違うの?

A:「松の内(まつのうち)」とは、年神さまが家に滞在している期間のこと。
この期間は正月飾りを出しておくのが礼儀とされています。
地域によって違いがあり、
関東では1月7日まで、関西では1月15日までが一般的です。
沖縄や九州の一部では旧暦に合わせる地域もあります。
地域の風習を尊重することが大切です。

 

Q3:しめ縄はどこに、どんな向きで飾ればいいの?

A:基本は玄関の外側の上部中央に飾ります。
しめ縄は「神域と現世を区切る結界」の意味があり、
外側に設置することで年神さまが家に入る目印になります。
ドアの内側に貼るのは誤りです。
また、南向きまたは東向きに飾ると風水的にも運気アップが期待できます。
マンションではマグネット式や吸盤タイプを使うと傷がつかず便利です。

 

Q4:門松を飾る場合、どちら側に置けばいい?

A:門松は一対で飾るのが基本で、左が雄松・右が雌松です。
(玄関から見て左側に雄松=竹が高い方、右に雌松=少し低めの方)
スペースがない場合は片側だけでも問題ありません。
玄関の外、通りから見える位置に設置するのが理想です。

 

Q5:鏡餅はどこに置く?リビングでもいいの?

A:鏡餅は「年神さまの居場所」となるため、
一番清らかな場所に飾ります。
神棚があれば中央に、なければリビングや床の間、玄関でもOKです。
近年ではインテリアに馴染むモダンな鏡餅も多く、
リビングの飾り棚に置く人が増えています。
飾る際は白い半紙や三方(さんぽう)の上に置くとより丁寧です。

 

Q6:鏡餅がカビたらどうすればいい?

A:カビが少しであれば、削ってから焼く・煮るなどして食べても問題ありませんが、
大きく広がっている場合は無理せず処分しましょう。
鏡餅は“神様にお供えしたもの”なので、
捨てる前に軽くお辞儀をして感謝の気持ちを伝え、
紙に包んで燃えるゴミとして出します。
最近は個包装タイプの衛生的な鏡餅も人気です。

 

Q7:正月飾りはどこまで片付ければいいの?

A:松の内が終わったら、門松・しめ縄・玉飾りを外します。
鏡餅は1月11日の鏡開きまで飾っておくのが一般的です。
その後、神社の「どんど焼き」でお焚き上げするか、
自宅で清めて処分します。
しめ縄を長く飾りっぱなしにするのはNG。
“神様をいつまでも帰さない”という意味になってしまいます。

 

Q8:どんど焼きがない地域ではどうすればいい?

A:神社や自治体で行われない場合は、
自宅で処分しても問題ありません。
白い紙を敷いて飾りを置き、
左→右→中央の順で塩をふって清めたあと、
「一年ありがとうございました」と唱えてから、
紙に包み燃えるゴミとして処分します。
ビニール・金具など燃えない部分は必ず分別してください。

 

Q9:雨や雪で濡れたらどうしたらいい?

A:そのままにしておくとカビや変色の原因になります。
外してタオルで軽く拭き取り、
風通しの良い場所で半日ほど陰干ししましょう。
紙垂(しで)が破れた場合は新しいものに交換すればOKです。
清潔に保つことが“清め”の意味にもつながります。

 

Q10:飾りを毎年使い回してもいいの?

A:使い回し自体は可能ですが、
清めと修復を行うことが条件です。
再利用する際は、
・白布で軽く拭く
・塩をふって清める
・太陽光に当てて乾かす
を行いましょう。
紙垂や水引は新しいものに交換するのが理想。
「気がリセットされる」感覚を大切にすることがポイントです。

 

Q11:古い飾りを捨てるとき、燃えるゴミで本当にいいの?

A:はい、清めをしてからであれば問題ありません。
大切なのは“感謝の気持ちを込める”こと。
ただし、神社でお焚き上げしてもらうのが最も正式です。
ゴミとして出す場合は、白い紙で包み、
「ありがとうございました」と心の中で唱えてから出すと良いでしょう。

 

Q12:正月飾りを忘れた・遅れた場合は?

A:1月7日(関東)または15日(関西)の松の内までなら、
途中からでも飾って大丈夫です。
遅れた場合は、玄関ドアに小型の輪飾りを1日だけ飾り、
“感謝とお詫び”の意味を込めて外す方法もあります。
大切なのは「飾る時期」よりも「迎える心」です。

 

Q13:赤ちゃんやペットがいる家庭ではどうすれば安全?

A:誤飲・引っ張り防止のため、高い位置に飾ることが重要です。
壁掛けタイプや布素材の飾りが安心です。
また、柑橘類(橙)や葉物はペットが食べないよう注意。
最近ではペット用・ベビー用の小型鏡餅や布製飾りも販売されています。
安全と縁起の両立がポイントです。

 

Q14:おしゃれな正月飾りにしても神様に失礼にならない?

A:問題ありません。
神様は「心の清らかさ」と「迎える意識」を大切にされると考えられています。
ただし、派手すぎるデザインや骸骨・黒一色など“不吉な連想”を避けましょう。
ナチュラル素材や伝統色(紅白・金銀)を取り入れれば、
現代的でもきちんと神聖さを保てます。

 

Q15:風水的におすすめの飾り方は?

A:風水では“良い気を迎え入れる”位置と方角が重要。
門松は東または南向き、しめ縄は玄関上部中央、
鏡餅はリビング東側や南側に置くと運気が上がるとされます。
また、金色・白・緑を基調にすると金運・健康運がアップ。
“自然素材×清潔感”を意識するのが風水開運の基本です。

 

Q16:地域によって飾りや呼び方が違うのはなぜ?

A:日本は風土や宗派が地域ごとに異なるため、
行事の形式も多様に発展してきました。
例えば、関西では「輪飾り」を家の外に、関東では「玉飾り」を中心に、
沖縄では旧暦正月に「ソーグヮチ飾り」を飾るなど、
どれも“年神さまを迎える”という根本は同じです。
地域差は文化の豊かさとして尊重しましょう。

 

Q17:どんど焼きの日に行けなかったらどうする?

A:後日でも、神社に持ち込めば受け付けてくれる場合があります。
また、自宅でのお清めでもOKです。
塩で清めたうえで、紙に包み「感謝」を込めて処分しましょう。
どんど焼きに行けなくても、
“ありがとうの気持ち”を伝えれば十分に意味があります。

 

Q18:神棚と仏壇、どちらにも飾る必要がある?

A:理想的には両方に飾ります。
神棚には「年神さま」へのお供えとして、
仏壇には「ご先祖さまへの感謝」として鏡餅を供えます。
ただし、スペースがない場合はどちらか一方でも問題ありません。
両方に心を込めて手を合わせることが何より大切です。

 

Q19:飾りを保管する時の注意点は?

A:湿気と埃を避けることが最大のポイントです。
乾燥剤を入れた密閉袋に入れ、風通しの良い高い場所で保管しましょう。
太陽光を避け、カビ防止のために1年に1回は点検を。
次に使う前には必ず塩で清めてから使用してください。

 

Q20:神社で買う飾りと市販品は違うの?

A:本質的な違いはありません。
神社の飾りは“祈祷済み”でより神聖な意味がありますが、
スーパーや雑貨店の飾りでも、
清らかな気持ちで飾れば神様はきちんと来てくださるとされています。
どちらを選んでも、“感謝の心”を込めることが一番大切です。

 

Q21:エコ飾りや手作り飾りでも神様は来てくれる?

A:もちろん来てくださいます。
手作りには“自らの手で迎える誠意”があり、
むしろ神様が喜ぶとも言われます。
リサイクル素材や自然素材を使うことも、
“地球を大切にする心”として現代的な祈りの形です。

 

Q22:飾りの色やデザインに意味はあるの?

A:あります。
赤は魔除け、白は清浄、金は繁栄、緑は生命力を象徴します。
組み合わせ次第で意味が変わり、
紅白は「喜びと調和」、金銀は「繁栄と高貴さ」を表します。
2026年のラッキーカラーである金と青を取り入れると、
開運効果も期待できます。

 

Q23:お正月飾りを飾らないと不運になる?

A:そんなことはありません。
飾りは“神様を迎える気持ちを形にする”ものです。
飾らなくても、
「感謝」「家を清める」「年の初めを大切にする」意識があれば十分です。
ただ、飾ることで“気持ちの切り替え”がしやすくなるのは確かです。

 

Q24:どんど焼きの煙を浴びると本当に運が良くなるの?

A:古くからそう言い伝えられています。
煙には“浄化と再生”の意味があり、
その年の無病息災・家内安全を願って煙を浴びると、
心身の穢れが祓われるとされています。
実際に多くの人が「気持ちがスッキリする」と感じています。

 

Q25:正月飾りを海外でも飾っていいの?

A:もちろんOKです。
海外在住の日本人の間では、
松やリボン・ドライフラワーなど現地素材で代用して飾るケースも多くあります。
大切なのは形式よりも「日本の心を忘れない」こと。
海外の友人に説明すると、日本文化の素晴らしさを共有できるきっかけにもなります。

 

Q26:破魔矢や羽子板はどう扱えばいい?

A:破魔矢は“魔を破る矢”、羽子板は“災いをはね返す板”として、
それぞれ厄除けの意味を持ちます。
床の間やリビングの高い位置に飾り、
翌年の初詣で新しいものに交換するのが理想です。
古いものは神社でお焚き上げしてもらいましょう。

 

Q27:仕事が忙しくて準備ができなかった場合は?

A:焦らなくても大丈夫です。
たとえ12月末や年明けに飾っても、
“新しい年を迎える気持ちを持つ”ことが最も大切です。
ミニサイズのしめ縄や鏡餅をデスクに飾るだけでも、
小さなご利益を感じることができます。

 

Q28:正月飾りを片付けるのを忘れてしまったら?

A:思い出した時点で丁寧に外せばOKです。
「うっかり」で終わらせず、
“遅れても感謝を伝える”気持ちを持つことが大切。
翌年はリマインダーなどで事前準備を意識しましょう。

 

Q29:来客が多い年は特別な飾り方をした方がいい?

A:来客が多い場合は、玄関を華やかに整えると吉。
門松や玉飾りを対で飾り、
鏡餅をリビング中央に置くと空間全体の“清めの力”が強まります。
明るい照明と花を添えることで、
年神さまにもゲストにも喜ばれるお正月空間になります。

 

Q30:子どもに正月飾りの意味をどう伝えればいい?

A:「神さまを迎える準備をするんだよ」「ありがとうを伝えるために飾るんだよ」と
やさしく説明するのがおすすめです。
飾りを一緒に作ったり、
「このしめ縄は神さまの道しるべなんだよ」と教えると、
自然と文化が受け継がれていきます。

【まとめ】

 

正月飾りは“年神さまを迎える心”を形にする日本の美しい伝統

正月飾りは、単なる年末の風物詩ではなく、
**一年の幸福と繁栄を願う「祈りのかたち」**です。
その始まりは古代の歳神信仰にあり、
門松やしめ縄、鏡餅を通して「神様をお迎えし、おもてなしする」文化が
千年以上もの間、私たちの暮らしに息づいてきました。

時代が変わっても、その本質は変わりません。
どんなに生活スタイルが多様化しても、
“年のはじまりに心を整える”という意味を持つ正月飾りは、
現代の日本人にとっても心をリセットする大切な儀式です。

飾る時期と外すタイミングを知ることで運気が整う

正月飾りを出すのは、12月26日〜30日がベスト期間。
「二重苦」の29日、「一夜飾り」の31日は避け、
新しい年を迎える準備は余裕を持って行うのが理想です。

外すタイミングは「松の内」の終わりが目安で、
関東では1月7日、関西では1月15日が一般的。
この時期に合わせてどんど焼きやお焚き上げで感謝を伝えることで、
年神さまを清らかにお送りすることができます。
期間を守ることは、伝統を尊重し、
「気の流れ」を整える最も簡単で確実な方法です。

飾る場所と意味を理解することで“迎える力”が高まる

玄関に門松を立てるのは、神様が降り立つ「目印」を示すため。
しめ縄は結界、鏡餅は神様の宿る場所。
それぞれに意味があり、配置次第で運気の流れも変わります。

・門松:玄関の両脇に(片側でも可)
・しめ縄:玄関上部の中央
・鏡餅:神棚・床の間・リビングの清らかな場所

このように、正しい位置に飾ることで、
年神さまを“正しい形でお迎えする空間”が整います。
大切なのは豪華さよりも、清潔さと真心です。

現代のライフスタイルに合う「おしゃれ正月飾り」の楽しみ方

今では、正月飾りもファッションやインテリアの一部として進化しています。
北欧風リースやナチュラル素材、モノトーン調のモダン飾りなど、
自分の住空間に合うスタイルで「年神さまを迎える」ことができる時代です。

SNSでも人気の“しめ縄リース”や“ドライフラワー飾り”は、
伝統とデザインの融合であり、
「形式よりも心」を重んじる新しい日本文化のかたちとも言えます。
無印良品やFrancfranc、中川政七商店など、
品質とデザイン性を兼ね備えたブランドも年々注目を集めています。

風水・方角・色彩を意識すると運気がさらにアップ

風水の視点から見ると、正月飾りは“気の入り口”を整える儀式です。
門松は東や南向きに設置し、鏡餅はリビングの南東側が理想。
色は紅白・金・緑が基本で、2026年のラッキーカラーは「金」と「青」。
金色の水引や青のリボンをアクセントに取り入れることで、
金運・発展運・健康運を同時に呼び込むことができます。

また、飾る際には“清めた空間”を意識することが大切。
掃除をして空気を入れ替え、明るい照明の下で飾るだけでも、
家のエネルギーがポジティブに変わります。

環境に優しいエコ飾り・手作り飾りの価値

大量生産品ではなく、自然素材やハンドメイドの飾りを選ぶ人が増えています。
竹・稲わら・麻ひも・和紙などの素材は、使い捨てではなく再生可能で、
“サステナブルな祈り”として注目されています。

また、自分で水引を結び、花を添える手作り飾りは、
世界にひとつだけの「我が家の迎春飾り」になります。
手間をかけて作る時間そのものが“感謝と浄化の儀式”となり、
神様だけでなく家族の心も整える時間になるのです。

地域差・文化の違いを知ることで見える日本の豊かさ

関東・関西・沖縄、それぞれの地域で風習が異なるのは、
その土地の気候・信仰・生活習慣に根ざしているからです。
京都では豪華な門松を玄関に、
関東ではシンプルなしめ飾りを中心に、
沖縄では旧暦の正月に「ソーグヮチ飾り」を立てるなど、
日本の多様な正月文化はまさに“地域の心の地図”です。

他地域の風習を知ることは、
「自分の文化を見つめ直す」良いきっかけにもなります。
同じ“年神さまを迎える”という目的のもと、
地域の違いを楽しみながら過ごすお正月は、より味わい深いものになります。

処分・お焚き上げ・再利用のマナーを忘れずに

松の内を過ぎたら、正月飾りは役目を終えます。
その際、「どんど焼き」で感謝を込めて炎に返すのが正式な形です。
もし参加できない場合も、塩で清めて丁寧に処分すれば大丈夫。

再利用する場合は、清め・日干し・交換の3ステップを守りましょう。
特に紙垂や水引は新しいものに交換することで、
“新たな年の気”を正しく呼び込めます。
正月飾りは「使い終わったら終わり」ではなく、
**次の年へつなぐ“循環の文化”**として大切に扱いましょう。

「お正月を迎える心」が何よりの開運アクション

正月飾りの本質は、華やかさや形式よりも、
「年神さまを迎える準備を自ら整える」という心の姿勢にあります。
早めに掃除をし、丁寧に飾り、感謝と祈りを込めて年を越す。
その一連の流れが、運気を呼び込み、家族に幸福をもたらすのです。

たとえ忙しくても、ミニ飾りひとつで構いません。
たった一つの鏡餅、ひとつの輪飾りでも、
“今年も一年、無事でありますように”という願いがこもっていれば、
それは立派な迎春の儀式です。

2026年、あなたの「迎春スタイル」をアップデートしよう

2026年のテーマは「感謝と調和」。
風水的にも「整える」「清める」「心地よく暮らす」ことが開運の鍵です。
おしゃれな飾りやエコ素材を取り入れながら、
自分らしい“迎春インテリア”を楽しみましょう。

また、手作り・家族参加・地域行事への参加など、
“人と人をつなぐ正月飾り”がこれからのトレンド。
世代を超えて受け継ぐこの文化を、
ぜひあなたの暮らしの中で育てていってください。

 

最後に
正月飾りは、家を清め、心を整え、神様を迎える“日本の美しい伝統”。
12月の慌ただしい時間の中でも、
飾る瞬間だけは静かに心を整え、
新しい一年の幸運と平穏を祈る。

そのたった数分の行為が、
あなたと家族に「幸福の風」を運んでくれるはずです。

どう飾るかよりも、
“なぜ飾るのか”を大切にすること。
それこそが、正月飾りに込められた最大の意味なのです。

 

 

最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。

 

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